Asset Coordinator 4

Asset Coordinator 4 メニュー

  Asset Coordinator 4 コンセプト

Asset Coordinator は、PALLET CONTROLが取得する「インベントリ情報」をブラウザ上において簡単な操作で管理・参照することをコンセプトに開発された新しい資産管理用機能であり、ユーザーインターフェイス(UI)にブラウザを採用し、イントラネットを介し動作する「資産管理用イントラネットパッケージ」です。

主なAsset Coordinator 4 の基本機能は以下があります。
利用者PCへのメッセージ送信機能 / 利用者PCへのヘルプデスク接続機能 / AMT CONSOLE 起動機能 / 管理キー、項目名固定スクロール機能 / インベントリ変化検出機能 / エントリサーチ機能 / イベント通知機能 / その他ソフトウェアのライセンス管理 / インベントリデータ単位設定機能 / 絞込み機能強化 / 項目複写機能強化 / PADC設定インポート / ユーザデータの保存/復元 / Microsoft SQL Server 2000 Enterprise 対応・・・など




  Asset Coordinator 4 主な搭載機能

クイックサーチ
クイックサーチ
管理キーの頭文字毎に分類された索引から、目的のPCを素早く見つけ、詳細を表示する事ができます。

詳細画面では「PING疎通確認」「メッセージ送信」「ヘルプデスク管理」「AMT コンソール」「エクスポート」が可能です。

また、過去の履歴DBと最新の詳細内容を比較し、その変化を見易く表示します。




資産管理台帳
複数台のインベントリデータを比較して閲覧することができます。
便利な機能として[ソート][絞込み検索][部分スクロール][ページスクロール]を搭載しています。

また、Asset Coordinator 4 からは資産管理台帳を[新規作成(20台帳まで)][台帳名変更][台帳キーワード追加][台帳キーワード削除]などのメンテナンスが可能になり、管理者様の利便性がより一層向上致しました。


ハードウェア

Microsoft セキュリティパッチ (年度別)

Microsoft Office ライセンス管理

Windows バージョン (円グラフ表示)

Adobe ライセンス管理



ユーザーメンテナンス台帳

ユーザが自由に入力できる項目である[ユーザ管理項目]を表示させることができます。

[ユーザ管理項目]は、Excelファイル(xls)からインポートすることもできますので、自社で作成した台帳をAsset Coordinator 4 にインポートし、それをインベントリデータと並べて参照することもできます。





インベントリデータ分析

Asset Coordinator ではインベントリデータの基となるcatalog.iniファイル中のエントリを検索したり(エントリサーチ)、過去の2つのデータを比較し違いを検出するデータ変化検出機能が搭載されています。

これらはすぐに検索/検出することも、設定のみ行なっておいて定期実行時に検索/検出することも可能です。






Asset Coordinator では上記の他に、以下のような機能も搭載しております。

・[クイックサーチ] メッセージ送信
  現在表示しているクライアントPCに対してNetSendメッセージを送信します。

・[クイックサーチ] ヘルプデスク管理起動
  現在表示しているクライアントPCに対してヘルプデスクツールを使用したリモートコントロールを行なえます。

・[クイックサーチ] 表示履歴再表示ボタン
  ボタンの設置により、DB毎に読込み処理を行なっていた所を、履歴DB選択後一括で読み込めるようになりました。

・[台帳共通] 絞込み機能の拡張
  [指定された文字列を含む]という条件で絞り込む機能に加え[含まない][より大きい][より小さい]という条件で絞り
  込むことが可能です。
  更に条件は2つ指定でき、それらをANDとORで組み合わせて絞り込むことができます。
  インベントリデータ単位設定機能により数値型に指定されている項目は[等しい][等しくない][以上][以下]
  [より大きい][より小さい]という条件で絞り込めます。
  こちらも条件は2つ指定でき、それらをANDとORで組み合わせることができます。

・[台帳共通] 台帳の作成/編集/削除
  デフォルトで登録されている台帳の他に、ユーザーオリジナルの台帳を作成することができます。
  また、デフォルト台帳も含め、台帳の名前変更、キーワード追加、キーワード削除も行なうことができます。

・[台帳共通] 部分スクロール機能
  台帳参照の際に、管理キー、項目名は固定のままスクロールさせることができます。

・[台帳共通] メール一斉送信機能
  表示中の管理キーに対し、メールを一斉送信することが可能になりました。(メール送信設定が必要です)

・[資産管理台帳] 台帳メニュー設定
  [ Menu ]→[ 資産管理台帳 ] 配下のメニュー構成を変更することができます。
  階層は、第3階層まで作成できます。

・[ユーザーメンテナンス台帳] 部分削除/一括削除機能
  [新規登録] や [インポート] で追加したレコードが不要になった場合は、削除することができます。
  部分削除はチェックボックスで選択後に決定ボタンで削除実行します。
  一括削除はログインIDと関連付けされているデータを[残す][削除する]を選択後に実行します。

・[ユーザーメンテナンス台帳] ログインID一括削除
  Ver.2 までは [ログインID一括発行] のみでしたが、Ver.3以降では [ログインID一括削除]が実行可能になりました。
  PC利用者情報と関連付けされたログインIDを一括で削除できます。

・[インベントリデータ分析] エントリサーチ
  インベントリ内のエントリ(*1)を検出することができます。
  ・指定したエントリが含まれているPCを検出することができます。
  ・インベントリデータ定期取込み後に、自動的に実行させることができます。
  ・イベント通知機能と組合わせることにより、不正なアプリケーションのインストールを検出することができます。
(*1)エントリ-> インベントリデータ(catalog.ini)で取得できる項目です。

・[インベントリデータ分析] データ変化検出
  2つの履歴DBを比較し、値に相違のあるデータを検索することができる機能です。
  検出方法には、即時に実行する場合に設定する[即時実行]と、インベントリデータ取込み定期実行の直後に
  行なう[定期実行]のいずれかを選択することができます。

・[インベントリデータ取込み] 即時取込みでの収集確認画面のスキップ
  従来2ステップで行なわれていた「データ収集サーバからAsset Coordinatorサーバへインベントリデータの転送」
  が「インベントリデータの収集確認画面をスキップする」チェックを入れることで、DB反映処理まで自動的に行な
  われます。

・[インベントリデータ取込み] 前回取込み結果参照
  前回行なったデータ取込みの結果を参照することが可能です。

・[インベントリデータ取込み] データ取得サーバ設定のエクスポート
  現在のデータ取得サーバ設定をエクスポートすることが可能です。

・[インベントリデータ取込み] データ取得サーバ設定のインポート(PADC設定ファイル対応)
  データ取得サーバの設定をAsset Coordinator からエクスポートした(エクセル)ファイルまたは、PADC(*2)
  サーバ(テキスト)定義ファイルをインポートすることができます。
  インポートが可能になったことにより、複数の取込み先サーバ設定を容易に行なうことができます。
(*2)PADC-> PALLET DATA CONSOLE / PALLET CONTROL に標準搭載の「ファイル転送機能」です。

・[システム設定] ログインタイマ設定
  従来一定時間未操作の場合、自動的にログアウトする時間は30分固定でしたが、権限毎にログアウト時間を
  設定することが可能となりました。

・[システム設定] イベント通知設定
  インベントリデータ取込みの異常や、データ変化検出などのイベント発生時に、Asset Coordinator から通知を
  受け取ることができます。通知方法はメール、net sendコマンドのどちらか、もしくは両方から選択できます。

・[システム設定] PING&メッセージ宛先設定
  PINGとメッセージの送信時に「IPアドレス」か「PC名」どちらで送信するかを設定できます。

・[所属管理設定] 管理グループの概念変更
  管理グループの所属名の設定パターンで管理グループの割り当てができます。
  所属名は最大10個までPC利用者情報から設定できます。

・[DB&履歴属性設定] 保存可能世代DB/クリップボードDB 数の増減設定
  世代DB/クリップボードDBをそれぞれ最大20個(世代)まで保存可能です。(メンテナンスツール使用)

・[DB] Microsoft SQL Server 2000 Enterprise に対応
  従来はMicrosoft SQL Server 2000 Desktop Engine (MSDE2000) のみ対応しておりましたが、Asset Coordinator 3
  以降からは Microsoft Microsoft SQL Server 2000 Enterprise にも対応致しました。




  Asset Coordinator 4 (Asset Coordinator 3 からの) 機能強化

  1. GUIを変更しました。主な変更内容は以下のとおりです。
     ・ 画面サイズの固定
     ・ レイアウトの統一
     ・ 操作ボタンの移動
     ・ マウス操作によるボタンの変化
     ・ ボタンアイコンの付与
  2. 右クリックメニューが追加されました。 右クリックでメニューが開き、以下の操作が行えるようにしました。
     ・ ホームページへの遷移
     ・ ログインページをお気に入りに追加
     ・ 画面の印刷

  3. Microsoft セキュリティパッチ台帳が以下のように変更されました。 以下のとおり、セキュリティパッチが公開された年によって台帳を分類して閲覧できるようにしました。
     ・ 2000年から2005年公開分
     ・ 2006年公開分
     ・ 2007年公開分
     ・ 2008年公開分
     ・ 2009年公開分
    新しい年度の台帳は、こちらを参照して作成してください。

  4. 資産管理台帳が以下のように変更されました。
    ・ Microsoft Office、アドビ、Microsoft セキュリティパッチ 関連の台帳に表示される項目の種類を追加しました。


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