JALグループ各社が利用するシステム基盤の
企画・構築を行うプロジェクトマネージャー
JALグループ各社が利用する
システム基盤の企画・構築を行う
プロジェクトマネージャー
―― 担当している仕事内容を教えてください。
航空機の運航管理や機体整備、旅客サービスなど、JALグループ各社はそれぞれの事業を行うためにさまざまなシステムを活用しています。それらのシステムが稼働するための土台として、JALグループでは「CIEL(シエル)」と名付けたハイブリッドクラウド基盤を使っています。
私はそのクラウド基盤領域で2つの業務を担当。ひとつは「CIEL/S」というAWS(アマゾン ウェブ サービス)を利用してつくられたパブリッククラウド基盤の企画および構築です。プロジェクトマネージャーとして新サービスや機能の設計から開発、テスト、運用整備までを行っています。
もうひとつは「CIEL」を総合的に管理する「CIEL/manager」という管理基盤の開発や改修業務です。こちらはノーコード・ローコードによる開発です。
システム開発や維持管理に携わるJALグループ社員の仲間が、より簡単かつすばやく「CIEL」を利用できるよう、新技術や自動化に挑戦しながら改善を行っています。
困った時には気軽に相談できる
助け合い精神のある会社風土
―― 仕事で苦労した点は? どのように苦労を乗り越えましたか?
リーダー的ポジションであるプロジェクトマネージャーに就任して2年ほど。それまでにマネジメントの経験はなく、インフラ領域の経験や知識も豊富ではありませんでした。課題はたくさんあるものの、プロジェクトマネージャーとしての振る舞いがわからず、就任後間もなく立ち行かなくなってしまいました。
同じ部署にはマネジメント経験豊富な先輩方が多くいらっしゃるので、声をかけて相談し、課題解決の方法やマネジメントについて、リーダーとしての振る舞い方などのアドバイスをいただきました。
会社の風土として助け合いや教え合いの精神があり、皆さん真摯に相談に乗ってくださいます。話しかけやすい方が多く、チャットツールを使う社内文化もあるので、困った時にはすぐに相談ができる環境だと思います。
JALグループの研修に積極的に参加し、
グループ他社の人と交流して視野を広げる
JALグループの研修に積極的に
参加し、グループ他社の人と
交流して視野を広げる
―― JALグループの研修制度を積極活用しているそうですね。
JALグループでは階層別研修の他に、論理思考研修やエアラインビジネス研修などビジネススキルを学ぶ研修も多数あります。私はできるだけそうした研修への参加機会は活用するように心がけています。研修によるスキルの習得・向上はもちろんですが、JALグループ他社の人たちと顔を合わせ、いろいろな方の意見や考えや、業務上の課題などを聞くことで、自分自身の視野が広がるためです。
そのような研修の場は、JALグループ社員の仲間がより便利で快適に使えるようなシステムづくりのヒントになる話が聞けるチャンスでもあります。コミュニケーションを取ることが好きですし、社内外に多くのコネクションを持っておき、企画や構築業務の役に立てたいと考えています。